実行委員兼審査員
- 映画プロデューサー
高秀蘭 - 台湾テレビのプロデューサーとしてキャリアを積み、1986年ニューウエーブを設立。以降、中国語圏の優れた監督の製作・配給に関わってきた。カンヌ映画祭グランプリを受賞した台湾の侯孝賢(ホウ・シャオ・シェン)監督の「非常都市」(1988年)、「戯夢人生」(1991年)のプロデュースを始め、中国の張芸謀(チャン・イーモウ)監督の「紅夢」(1991年)、「活着」「上海ルージュ」(1995年)、「何平」(ハー・ピン)監督の「哀愁花火」のポストプロダクションを努めた。陣凱歌(チェン・カイコー)監督とは「さらば、わが愛/覇王別姫」(1993年/カンヌ映画祭パルムドール受賞)、「花の影」(1996年)「始皇帝暗殺」(1998年)、「鳳凰わが愛」(2008年)、「新宿インシデント」(2009年)、「エヴェレスト 神々の山嶺」(2016)、「空海ーKU-KAIー美しき大妃の謎」(2018)、「キングダム」(2019)のプロデュースを手掛ける。
- 映画プロデューサー
大和田 廣樹 - 大学卒業後、メディア関連のコンサルタント業務を経て、96年に株式会社インターネット総合研究所(IRI)の設立に参画。同社は、99年に東京証券取引所マザーズ市場の第1号として上場する。02年、IRIのデータセンター小会社の株式会社ブロードバンドタワー(BBT)の社長に就任。03年ブロードバンドユーザー向けのドラマを製作するネットシネマ事業を開始し、「D-5 Project」として林海象監督と「探偵事務所5」シリーズを共同プロデュースする。また、映画プロデューサーとしても『もんしぇん』(06)、『松ヶ根乱射事件』(06)、『ドルフィンブルーフジ、もういちど宙へ』(07)、『寄子』(08)、『ぐるりのこと。』(08)、『ニセ札』(09)、『THECODE/暗号』(09)日台合作映画『南風』(14)、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)などを手掛けている。『癒しのこころみ〜自分を好きになる方法〜』は、本年(20年7月)公開予定である。
年末には、初の長編小説『氷彗星のカルテッド』が幻冬舎から発売予定である。
- JCF学生映画祭ファウンダー
太田 雅人 - 1965年大阪生まれ。大阪府立大手前高校卒。関西学院大学経済学部卒。(株)GETTI代表取締役。1986年、大学在学中に企画やマーケティングの学生ビジネス集団を設立し、大学卒業後にNECを経て1992年に後輩達と株式会社ゲッティとして法人化。以降、大手企業クライアントや自治体のブランディングや活性化支援を行う傍らメディア開発、事業開発、事業投資を行う事業会社を設立。創業30周年を機に2016年医療事業に参入し、東京大学医学部附属病院とのiPS細胞の共同研究を行う、(株)神戸医療特区内One Medicine,One Healthセンターを設立。現在理事長。現在はブランディング事業、マーケティング事業、建築デザイン事業、アパレル事業、動物病院運営事業、iPS細胞の研究のメディカル事業の6つの事業領域を行うGETTIグループの代表。
審査員
(敬称略)
- 映画監督・脚本家 京都造形大学芸術学部映画学科教授
林 海象 - 1986年にモノクロサイレント映画という異色の作品「夢見るように眠りたい」でデビュー 「私立探偵 濱マイク」シリーズ
- 映画監督
松井 久子 - 「ユキエ」「折り梅」で延べ200万人の観客動員を果たし、2010年彫刻家イサム・ノグチの母を描いた「レオニー」、2016年「不思議なクニの憲法」
- 映画プロデューサー
益田 祐美子 - 2003年日本イラン合作映画「風の絨毯」製作から16年で11本の映画を製作。2009年「築城せよ」2014年「瀬戸内海賊物語」2019年「ソローキンの見た桜」等多数。著書「3億五千万円を集めた主婦は、世界をつなぐ映画プロデューサー」等
- 脚本家、大阪芸術大学・短期大学客員教授
大津 一瑯 - Vシネマ「新・第三の極道」、テレビ「柳生一族の陰謀」「必殺仕事人」等
※第16回JCF学生映画祭の審査は、実行委員長兼審査員の高秀蘭、実行委員兼審査員の大和田 廣樹、太田雅人と、審査員4名の7名で実施いたします。