審査員

佐々木史朗(株式会社オフィス・シロウズ代表、早稲田大学大学院客員教授)

1939年、大津市生まれ。TBSテレビ演出部勤務後1970年、(株)東京ビデオセンター設立。1979年より(株)日本アートシアターギルド(ATG)代表を兼務。1985年、第1回東京国際映画祭ヤングシネマ部門プロデューサー。1993年(株)オフィス・シロウズ設立。主として新人監督作品のプロデュースをてがける。 代表作品 「ヒポクラテスたち」(大森一樹)、「家族ゲーム」(森田芳光)、「転校生」(大林宣彦)、「遠雷」(根岸吉太郎)、「ガキ帝国」(井筒和幸)、「20世紀ノスタルジア」(原将人)、「ナビィの恋」(中江裕司)、「笑う蛙」(平山秀幸)、「ごめん」(富樫森)、「ホテル・ハイビスカス」(中江裕司)、「カナリア」(塩田明彦)、「スクラップ・ヘブン」(李相日)他42本

掛尾良夫(キネマ旬報映画総合研究所所長)

(株)キネマ旬報社常務取締役、映画専門大学院大学教授、NHKサンダンス国際賞、国際審査員、ソウル・フィルム・フェスティヴァル国際審査員、『地域でムービー協会』会長、『キネマ旬報』前編集長。 編、著に『映画プロデューサーの基礎知識』、『映画プロデューサー求む』、『外国映画ビジネスが面白い』、『映画プロデューサーが面白い』

川上皓市(撮影監督)

46年東京生まれ。多摩芸術学園映画学科卒。フリーの撮影助手としてスタートし、78年「サード」で撮影監督。80年「四季・奈津子」で芸術選奨文部大臣新人賞、三浦賞、日本映画技術賞、柴田賞を受賞。92年「橋のない川」で、毎日映画コンクール撮影賞を受賞。最新作は、「紙屋悦子の青春」(黒木和雄監督)岩波ホールで上映中。

小西啓介(株式会社ファントム・フィルム代表取締役)

配給・宣伝プロデューサーとして『鮫肌男と桃尻女』『PARTY7』『ヴァージン・スーサイズ』など渋谷系単館映画作品を次々に大ヒットさせる。また『ナイン・ソウルズ』『アイデン&ティティ』『ロスト・イン・トランスレーション』などでは、プロデューサーも務め、製作から配給、宣伝までトータルに関わり大ヒットに結び付ける。2003年、ファントム・フィルム設立。日本映画の企画・製作・配給・宣伝から洋画の買い付けまで幅広く展開中。

中村義洋(映画監督)

1970年茨城県生まれ。大学在学中より映画研究部に所属し8mm映画製作を始め『五月雨厨房』が93年のPFF(ぴあフィルムフェスティバル)で準グランプリを受賞。卒業後、崔洋一、伊丹十三、平山秀幸らの作品に助監督として参加した後、97年に自主製作作品『ローカルニュース』を監督(99年公開)。以後、様々な映画の脚本家として名を連ねつつ、監督作品を発表し続けている。
近年の監督作品
『ブース』05年10月公開
『ルート225』06年3月公開
『アヒルと鴨のコインロッカー』06年11月・仙台にて先行上映、07年全国公開