JCF学生映画祭とは
「JCF学生映画祭」は【才能の発掘と育成】をコンセプトとし、大学生の映画研究会や同好会、芸術系大学、専門学校の学生等が制作した作品を対象としたコンペティション部門である学生映画アワードの開催と、その受賞監督を対象に新作支援を行うスカラシップ(JCFスカラシップ制度)を特徴とした学生映画祭です。
その歴史は 、1999年に北海道夕張市から、大学生のサークル団体の連盟である「JCF日本サークル連盟」に、市が主催していた頃の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭(現在同名の映画祭とは違う映画祭)」の10周年特別協賛企画としての学生映画祭開催依頼があり、それに応える形で、映画プロデューサー・高秀蘭を実行委員長、学生支援を行うGETTIグループの代表・太田雅人をジェネラルプロデューサーとして「JCF学生映画祭実行員会」を組織し 、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」特別協賛企画・第一回JCF学生映画祭として開催したことに遡ります。
第1回開催以降、続く2000年、2001年の第二回、第三回も協賛企画として夕張市で開催し、その後、都道府県、市町村、マスメディア、映画関係者、大学関係者、企業スポンサー様等多くの方々のご協力の下、北海道で5回、鳥取県で3回、東京都で2回、山形県、長野県、愛知県、大阪府、香川県、沖縄県で各1回、合計16回を全国で開催して参りました。
この度、初の九州エリア・鹿児島県奄美大島での第17回の開催は、コロナ禍の環境下でオンライン中心の開催となった前回の香川県開催と違う、本来の形式で開催させて頂きます。
当学生映画祭の歴代受賞学生監督やスカラシップ授与学生監督は、卒業後、プロの現場で数多く活躍をしており、『君の膵臓を食べたい』等のメジャー作品の監督である月川翔(つきかわ しょう)監督(第5回JCF学生映画祭グランプリ受賞・JCFスカラップ授与監督)等を輩出しております。
当学生映画祭は、学生たちの夢を応援して参ります。そして、学生たちのひたむきな姿は、開催地の同年代の若者や大人を含め、全世代を勇気づけるものと信じております。
JCF学生映画祭 実行委員長 高秀蘭