与路島プログラム
開催場所
第17回JCF学生映画祭会場内 与路島公民館(鹿児島県大島郡瀬戸内町)
開催日時
2024年3月8日(金)・9日(土)
行事内容
【2024年3月8日(金) 夜:18時~】
- 開会式(与路集落・信島区長ご挨拶)
- 開会歓迎の島唄(三線演奏・島唄:里 朋樹氏)
- 特別講演:与路島の歴史について(講師:学芸員・町健次郎氏)
- 学生映画監督作品上映・JCF学生映画祭スカラシップ作品上映
第14回JCF学生映画祭・準GPの長尾敦史監督によるJCFスカラシップ作品
「アマミノクロウサギ保護啓発ムービー(3分)」 - 学生映画監督作品 予告編上映
『完璧な若い女性』予告編 武蔵野美術大学 渡邊龍平監督 卒業制作作品(3分)
『喝采』予告編 京都精華大学 平尾 匠監督 卒業制作作品(3分) - 与路小中学校の児童・生徒による島口劇映像上映:「となりのヨロロ」(8分)
- 交流会(宇検村のキッチンカー『さちまる』がやってくる!)
【2024年3月9日(土)】
- 開催地プロモーション(榮観光協会会長による与路島のご案内)
- 地元・与路小中学校児童・生徒との交流
- 学生映画監督卒業制作特別ノミネート招待作品上映
『完璧な若い女性』 武蔵野美術大学 渡邊龍平監督 卒業制作作品(66分)
『喝采』 京都精華大学 平尾 匠監督 卒業制作作品(34分) - ご挨拶(与路小中学校 川井 功作校長)
- 招待作品上映
「マイクロプラスチック ·ストーリー~ぼくらが作る2050年~」
(監督:佐竹敦子・制作:NPO団体カフェテリアカルチャー) - 閉会式
- 船のお見送り(与路港)
出演者・作品等
【宇検村キッチンカー】
キッチンカー『さちまる』が宇検村からやってくる!(宇検村・中田さゆりさん)
2023年の2月に、埼玉県より宇検村・平田(へだ)の親族の実家に移住してきた中田さゆりさんが、地域のお年寄りに手軽にごはんをという想いで手打ちうどんをメインに週2日キッチンカーで営業中。今回、特別に友情出展。
【与路小中学校の児童・生徒による「島口劇『となりのヨロロ』」】
人口56人の奄美大島最南端の有人離島・与路島の小中学校の児童・生徒が、島口で演じた創作劇『となりのヨロロ』。
与路小中学校には、海の子留学で島外から一年間留学してくる子供たちと島生まれの子供たちが仲良く通っています。
今年3月、島生まれの生徒が卒業します。
卒業は別れだけでなく、新しい出会いと挑戦への旅立ちです。
【島唄・三線演奏】 里 朋樹(さと ともき)氏
夏祭りで聴いたシマ唄に惹かれて、7歳から妹歩寿(ありす)とともに、シマ唄と三味線を習い始めた。2003年には奄美島唄会最年少で兄妹のCDが発売された。録音時は12歳で、声変わり前の少年の唄であるが、力強い高音は出色。
2003年より変声期のため活動を休止していたが、2008年活動を再開。大学進学で奄美を離れ、関西を中心に全国各地でイベントに出演。奄美に帰郷し、11年ぶりに出場した2019年の奄美民謡大賞では青年の部で優秀賞と特別賞を受賞。2023年には奄美民謡大賞を受賞。史上初の兄妹での奄美民謡大賞受賞者となった。
【特別講演:与路島の歴史について】 学芸員:町 健次郎(まち けんじろう)氏
「奄美大島開闢神話の民俗学的研究」の論文で博士号取得(琉球大学大学院)。
奄美大島にある郷土館の学芸員で、与路島を含む奄美群島の歴史・文化・民俗の専門家。
【特別招待上映作品】
「絶滅危惧種の保護活動Save The Red List Project作品 上映
アマミノクロウサギ保護啓発映像『Nature Bubble』(第14回JCF学生映画祭スカラシップ作品)
第14回JCF学生映画祭映画部門へ「マインドギア」で短編部門準グランプリを受賞した長尾敦史監督(立命館大学)が、絶滅危惧種の保護活動【Save the Red List Project】に取り組むエルムスユナイテッド動物病院グループのご協賛で「JCFスカラシップ作品」としてアマミノクロウサギ保護啓発映像『Nature Bubble』を2017年に制作し特に旅行者のロードキル防止の啓発活動を実施致しました。
長尾敦史監督プロフィール
1994年滋賀県出身。立命館大学映像学部卒業。
在学中 JCF学生映画祭短編部門にて、準グランプリ/ベストアクター賞/大阪観光局長賞を受賞し、「JCFスカラシップ作品」として、アマミノクロウサギ保護啓発映像を制作した。その後も、奄美群島・請島を舞台にしたブランドムービーの監督・脚本を担当するなど奄美との関わりも深い。
ダマー国際映画祭2019観客賞、カナザワ映画祭2017 期待の新人監督他受賞
現在、映像ディレクターとして活動している。
【卒業制作特別ノミネート招待作品上映】
『完璧な若い女性』(66分)武蔵野美術大学 渡邊龍平監督 卒業制作作品
幼馴染との夏、静岡を舞台に「再会」と「出会い」そして「別れ」の中で『完璧な若い女性』を探す3日間の旅。
渡邊龍平監督プロフィール
2000年、東京は築地の玉子焼屋の家に生を受ける。幼い頃から昭和の映画や音楽に慣れ親しみ、武蔵野美術大学 映像学科に入学。自主映画祭の開催や映画制作を開始。長編映画1作目の『完璧な若い女性』が、第45回「ぴあフィルムフェスティバル」でエンタテイメント賞(ホリプロ賞)を受賞。ほか「東京学生映画祭」「カナザワ映画祭」に入選。
『喝采』(34分)京都精華大学 平尾 匠監督 卒業制作作品
平尾 匠監督プロフィール
2000年7月19日生まれ。2019年京都精華大学に入学。大学にて映像を学び映画を制作し始める。大学時代に制作した映画「喝采」は京都国際学生映画祭にて入選。現在は京都の映像制作会社に勤務しつつ、個人でも活動を続ける。
【National Parks JAPAN presents SDGs Movies ShowCase】
National Parks JAPAN presents SDGsMovies ShowCase
SDGs特別招待作品
「マイクロプラスチック・ストーリー~僕らが作る2050年~」
「マイクロプラスチック・ストーリー~僕らが作る2050年~」について
佐竹敦子監督・制作:NPO団体カフェテリアカルチャー
「マイクロプラスチック ·ストーリー~ぼくらが作る2050年~」は、ニューヨーク・ブルックリンの小学生5年生の生徒たちが、プラスチック汚染問題の根っこは何なのか?という生徒たちの視点で問いただし、解決に向かって生徒たちが居住する地域からアクションを広げて行くまでの2年間の取り組みを、日本人の佐竹敦子監督が追った長編ドキュメンタリー映画作品です。
制作はニューヨーク市を拠点とする非営利の環境教育団体カフェテリアカルチャーで、2009年にStyrofoam Out of Schools として創設され、ニューヨーク市内の公立小中学校での環境教育プログラムを活動基盤とし、常に学校を拠点とした政策提言活動やプラスチック削減のキャンペーンを実施しています。子ども達のまっすぐな熱意から希望が滲み出るマイクロプラスチック・ストーリーは、世界44の映画祭に選ばれ8つの賞を受賞しています。
出展:「マイクロプラスチック・ストーリー」公式サイト(https://www.microplasticstory.org/)